岐阜県文化財保護協会 -郷土の文化財を守り、子どもたちに伝えましょう-

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大野支部

令和6年度

 令和6年9月、大野町文化財保護協会は創立50周年を迎えた。昭和49(1974)年に岐阜県文化財保護協会大野支部として発足、平成6(1994)年に大野町文化財保護協会と改称し、現在に至っている。

 協会では、この記念すべき年にあたり、式典・記念講演・先人展・会報「文化財おおの」の復刻版Ⅱの発刊等を行った。9月28日(土)、大野町総合町民センターを会場として、記念式典では功労者表彰、記念講演は「近世大野における学問・教育の再発見」と題し、京都産業大学名誉教授 所功先生に講演していただいた。先人展は「大野の歴史をひもとく」をテーマに、物・映像・パネルによる展示を11月4日まで延べ19日間行い、町内各校の児童生徒を含め、1,200人の方に来ていただけた。会報「文化財おおの」は第47号から現在の第93号までの合本を作成し、希望者に配付した。

 11月19日、役員研修で愛知県美術館の「相国寺展」を鑑賞。2月に会員研修で、滋賀県安土城・近江八幡方面に文化財研修を行う。

 

令和5年度

 大野町文化財保存協会は、令和6年9月に創立50周年を迎える。実行委員会を立ち上げ、その記念事業の準備を進めている。記念事業として、記念式典・郷土の先人展・会報「文化財おおの」の復刻版合本の作成を行う。郷土の先人展は、大野の歩みを紹介し、郷土への愛着と誇りを育む文化財を活かした「ふるさとおおの」に一層努力を重ねたいと考えている。中でも、町民はもとより町内の小中学生の参観、県内の方々の来訪を願っている。

 春の会員研修は、岡崎を訪れ、大河ドラマ館・岡崎城等見学。2月には役員研修を行う。

 旧北岡田家住宅の春・秋の公開を行い、多くの方に参観していただいた。12月には、町長さんと語る会を行う。

 

令和4年度

 本年度はようやく活動できる状況となり、会員研修を六月に実施できた。参加者は以前より少なかったが、津島市と桑名市の文化財や歴史を学ぶことができた。

 令和6年度に本会設立50周年の節目を迎えるので、本年度から準備を始めることになった。記念先人展を来年2月に行うこととし、実行委委員会を組織して準備を進めている。

 コロナ前まで町のイベントに便乗し、児童を対象に昔の生活体験会を行っていた。大豆を石臼でひいて「キナコ」を作ったり、打ちワラを使って「縄ない」をしたりしたが、コロナ後はどうするか、これから検討することにしている。

 会報は年間2回発行している。