岐阜県文化財保護協会 -郷土の文化財を守り、子どもたちに伝えましょう-

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058-214-9112

岐阜県岐阜市藪田南5-14-12 岐阜県シンクタンク庁舎5階

海津支部

令和6年度

今年度の計画により7月22日、会員5名にて視察研修会を実施

・三川分流碑と背割堤の桜並木  国家事業第一の碑は市内成戸の飛地にあり。背割堤は、ここより左右に木曽、長良の大河を長島に至る。工事の概要は、立ち退き3000町歩、移転1800戸、工事期間はデ・レーケの調査が明治11年より、着工は明治20年、完成は明治45年、費用は974万円であった。この時に横江川は廃川に、長良川が出来た。

・蛇池宝筺印塔(平田町蛇池)  鎌倉時代の供養塔

・春袋今尾窯跡  嘉永4年今尾藩主に招かれた近世を代表する陶器の巨匠

・東林寺と白滝(北勢町川原)川原越えにあり。境内で島津隊が集結との事。白滝の上に断層痕跡あり

・南濃町の貝塚  庭田と羽沢にあり。場所の高低差が年月の差である。

令和5年度

 海津市文化財保護協会は、県の事業にできる限り参加することとして、「福井・金沢宿泊研修会」や「講演会」「演奏会」に参加した。今後も県の事業に参加しながら、市内の文化財を大切にして、地域の活性化のために活動できればと考えている。

令和4年度

海津市文化財保護協会は、森川前会長が亡くなり、コロナ禍もあり、この数年間十分な活動ができなかった。本年度は、県の文化財保護協会の県内研修が海津市で実施された。コロナで延期されていたが三年ぶりに実施されたので、海津支部を揚げて協力した。海津歴史民俗史料館に展示されている「金廻四間門樋」、市内初の国重文「早川家住宅」、「千代保稲荷神社」、「行基寺」など、海津市が誇る文化財を地域外の方に研修していただき、大変光栄に思っている。支部においても、市内の文化財を大切にして、地域の活性化のために活用できればと考えている。

会長から海津支部へお礼の挨拶(於 行基寺)