美濃支部
令和5年度
長いコロナ禍で活動を自粛したが、本年度は、予定した行事が実施できた。
①三年越しの総会(10月14日)を開催した。その後、講演会を催し、美濃市史編纂室室長高木宏和氏に「もう一度美濃の歴史を」と題し、明治時代以降の古写真から読み解く美濃市の姿を紹介いただいた。
②春期研修(5月23日)「高田派総本山専修寺とその財宝」と題して、津市の専修寺と一身田寺内町一帯を見学し、三重県津市美術館で企画展「親鸞と高田本山」を鑑賞した。秋期研修(10月30日)は、「金沢城と兼六園」を見学。金沢城では、様々な年代の石垣や石川門、五十間長屋・菱櫓等の施設を見学し、兼六園では、辰巳用水を引き入れ、曲水として生かした様々な庭園を見学した。春・秋期いずれも案内の方に説明を受け、有意義な研修になった。
③機関誌「宇太都(うだつ)」96号を10月発刊、97号今年度発刊予定。
令和4年度
本年も長引くコロナ禍により、十分な活動が出来ていませんが、二つの活動を行うよう計画している。
12月4日には、昨年から始めた特別講演会「もう一度美濃の歴史を!」を開催し、「美濃市善光寺の英霊人形」と題して、美濃市史編纂室編纂委員の高木和泉氏に講演していただき、約30名が聴講した。日露戦争にこの地域から従軍され、戦病死された方々の英霊人形「日露戦病死者肖像(木造)」(身の丈65㎝)について、編纂室で整理されている記録をもとに日露戦争を庶民の側から解説いただいた。講演の後、小倉公園近くにある善光寺内の英霊堂(当初170体製作、現存九五体安置)を見学した。
2月には、県外研修として、徳川家康に関係する城や寺院、史跡などを見学する予定である。現在見学行程等研修部で検討中である。