令和５年６月７日（水）午前１１時から、ぎふメディアコスモスみんなのホールにて、令和５年度の通常総会・講演会・演奏会を行いました。参加は132名、一般の方にも多く参加していただきました。

　馬渕会長の挨拶のあと、伊藤秀光県議会議員と大野陽一県民文化局副局長からご祝辞をいただきました。その後、令和４年度の文化財保護功労者表彰（５名）を行いました。続いて、伊縫正克副会長を議長に選出して議事に入り、事業報告・決算・役員・事業方針・計画・予算などの議案を審議し、議決されました。

　午後１時から講演会に入り、早稲田大学會津八一記念博物館学芸員　柿澤香穂先生に「禅画との対話　ー白隠と仙厓とー」と題して講演いただきました。美濃に関わりのある臨済宗の白隠と仙厓を中心に、禅画とは何か、禅画来歴の魅力、白隠と仙厓と美濃、禅画の楽しみ方について聞くことができました。

　午後２時４５分からは岐阜市芸術文化協会の長沢由彦先生による「れきし唄ものがたり『加納傘誕生物語～傘屋金右衛門さん』」の演奏会を行いました。明石から殿様の命により、加納の地で雨傘づくりを誕生させた傘屋金右衛門の創作作品を唄と語り、ギターの音色で情景を思い描きながら聴くことができました。