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県外現地研修会「名古屋」を行いました

2026年2月25日

 令和8年2月18日(水)に県外文化財現地研修会「名古屋の文化財を訪ねて」を行いました。今年度は、国重要文化財の「旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎(名古屋市市政資料館)」、貨幣・浮世絵ミュージアム、国重要伝統的建造物群保存地区「名古屋市有松」(有松・鳴海絞会館)を訪ねました。42名の方に参加していただきました。帰りに少し雨が降りましたが、この時期にしては割と暖かい一日で、充実した研修会になりました。

研修の概要

旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎(名古屋市政資料館):予定通り10時30分に到着すると、東区文化のみちガイドボランティアの会の皆さんに迎えていただき、3つのグループに分かれて見学しました。まず、赤い煉瓦と白い花崗岩の外壁、塔屋の緑色の銅板、屋根の黒いスレートの荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観を見学しました。中央階段室では、赤坂産の大理石、ステンドグラス、結霜ガラスなど、3階会議室では意匠を凝らした造りと調度品を詳しい説明を聞きながら見学。その後は、再現された法廷、留置場などを見学。質問も多く、とても熱心に見学されていました。

貨幣・浮世絵ミュージアム:注意事項を伺って、ミュージアムに入館。貨幣展示室と浮世絵展示室を2グループに分かれて見学しました。富本銭以外は本物の日本の貨幣、世界の貨幣が時代ごとに展示されていました。貴重な天正澤瀉大判の実物も見ることができました。浮世絵展示室では、「赤色 MAGIC★ ミステリアス・カラー」と題して、赤色の浮世絵が展示されていて、楽しく見学できました。その後、木曽路瓦町店でおいしい昼食をいただきました。

名古屋市有松(有松・鳴海絞会館):駐車場に着くと、有松あないびとの会の皆さんの出迎えを受け、6グループに分かれて、有松の町並みを見学しました。有松の歴史、絞りの歴史を聞きながら、東海道沿いの有松の町並みを歩きました。伝統的建造物を見ながら、時代による造りの違いなどを学ぶことができました。岡家住宅の内部の見学を予定していましたが、電気のトラブルで入れなかったのが残念でした。有松あないびとの会のガイドさんから、皆さん興味関心が高く、質問も多くて、こちらも学ばせていただいたと声をかけていただきました。最後に有松・鳴海絞会館に入り、2階の展示室や絞りの実演をじっくり見学しました。1階で有松絞りの製品を見たり買い求めたりして、研修を終えました。