第3回文化財講演会を行いました
2018年12月21日
平成30年11月17日(土)、第3回文化財講演会が岐阜市のグランヴェール岐山カルチャーホールで開催されました。今回も二部構成で、参加者は約200名、第一部はギター・フルート演奏と歌で活躍されている「ボスコ・エ・マーレ」さんです。イタリア語のボスコ・エ・マーレは森と海を意味します。森や海、月や星などをテーマにした優しい風のような演奏と歌をとどけられました。
第二部は、アートプロデューサーでエッセイイストの白洲信哉氏が「美を求める心―日本美術と文化財の保存と活用―」と題して講演を行われました。白洲信哉氏は、1965年東京都で生まれ、細川護煕元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入られました。父方の祖父母は、白洲次郎・正子氏で、母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄氏です。
今回の講演は、日本美術の中でも、とくに骨董美術の本質である「日々使うこと」について、祖父母の皆さんの思い出とともにお話をしていただきました。