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平成29年6月28、29日に京都研修会を実施しました

2017年6月13日

平成29年度文化財宿泊研修会(京都-世界遺産を中心に-)

宇治平等院にて

宇治平等院にて

  下記のとおり実施しました。

1 期日 平成29年6月28日(水)~29日(木)

 

 

2 研修場所の概要

・二条城:家康が京都宿泊所として築城したところで、最後の将軍慶喜が大政奉還した場所でもある。400年以上の歴史ある国宝の二之丸御殿が見どころである。

・京都国立博物館:明治の赤煉瓦造りの本館「明治古都館」と新しい新館「平成知新館」という二つの異なった趣の建物からなり、これらの建物や庭園を活用して様々な展覧会やイベントが行われる。今回は大原保存修理指導室長の講話をお聞きする。

・将軍塚青龍殿大舞台:青蓮院門跡の青龍殿と木造の大舞台が東山山頂に2014年に新築された。この大舞台を訪ね、そこからの京都市内の一望を楽しむ。

・下鴨神社:賀茂川と高野川の合流点から一直線に伸びた参道と、その正面に神殿という直線的な配置になっている。境内に糺の森(ただすのもり)、御手洗川、みたらし池がある。

・醍醐寺三宝院:三宝院の建造物の大半が重文に指定されている。中でも表書院は寝殿造りの様式を伝える桃山時代を代表する建造物で、国宝に指定されている。その庭園は、豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭であり、今も桃山時代の華やかな雰囲気を伝えており、国の特別史跡・特別名勝になっている。

・宇治平等院:藤原氏の栄華を伝える数少ない建築で、平成24年からの修復工事で新しくなった鳳凰堂や庭園を見学する。

 


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