岡崎現地研修会を行いました
令和5年度の日帰り現地研修は、NHK大河ドラマ「どうする家康」に関わって、岡崎の文化財を訪ねました。今回は、瀧山寺・瀧山東照宮、大樹寺、伊賀八幡宮、岡崎公園(岡崎城跡)、八丁味噌の郷「カクキュー」を巡りました。
1 期日 令和5年10月5日(木)
2 研修場所の概要
瀧山寺・瀧山東照宮:先に宝物殿を見学。国重要文化財の聖観音・梵天・帝釈天三尊像や県指定文化財の十一面観音菩薩像などについて住職の説明を聞きました。急な坂を上り、本堂を拝観、内陣で本尊の説明を受けました。徳川家光の命で造営された瀧山東照宮は、修復が終わったばかりですばらしかったです。三門は時間の都合で車窓見学となりました。
大樹寺:山門、多宝塔、本堂の説明を聞いてから、本堂を拝観。大方丈で襖絵や貫木神、宝物殿で徳川将軍の等身大の位牌を見学。その後、松平八代の廟所や鎌倉時代創建の多宝塔を見学。山門から岡崎城天守閣を展望することができました。
伊賀八幡宮:国重要文化財の石鳥居、随神門をくぐり、社殿の参拝。伊賀八幡宮の成り立ち、大樹寺と伊賀八幡宮の関わり、大阪の陣を前にした名古屋城と伊賀八幡宮の意味、日光東照宮との関わりなどの興味深い話を聞きました。
岡崎公園:まず、おかざき観光ガイドの案内で、岡崎城跡の遺構を巡り、石垣の時期、えな塚や産湯の井戸などの謂われについて説明を受けました。その後、天守閣を見学。5階の展望室から、岡崎市街や大樹寺・伊賀八幡宮の位置も確認できました。
八丁味噌の郷「カクキュー」:国登録有形文化財の本社事務所、本社蔵(史料館)の概観を見学した後、史料館で八丁味噌の歴史や道具の説明を受けました。味噌蔵では、石積みされた味噌樽が並ぶのを見ることができました。