令和６年９月２８日（土）に大野町総合町民センターで、大野町文化財保護協会創立50周年記念式典が開催されました。式典では、杉原会長さんから大野町文化財保護協会の歩みと現在の活動について挨拶があり、本協会の馬渕会長が来賓として挨拶されました。式典のあとは、京都産業大学名誉教授の所功先生から「近世大野における学問・教育の再発見」と題して記念講演がありました。「大野」の範囲の変遷、近世の学問、幕末維新の教育について、先人の業績を含めて、多くのことを学ばせていただきました。記念式典後は、９月２９日から１１月４日まで開催された、「郷土の先人展　大野町の歴史をひもとく」の内覧会がありました。大野郡の成立（古墳～平安）、戦乱の時代（鎌倉～安土桃山）、平穏な村社会（江戸）、揖斐郡大野町の成立（明治～）の４部に分けて、美術工芸品や古文書など、初公開の「木造十一面観音坐像」「関ヶ原合戦図」の展示もあり、見応えがありました。