令和５年１２月６日に、今年度２回目の博物館研修会を開催しました。今回は、多治見市の「とうしん美濃陶芸美術館」と「モザイクタイルミュージアム」を見学しました。参加は３６名でした。

「とうしん美濃陶芸美術館」では２グループに分かれて見学しました。「（公社）美濃陶芸協会60周年記念美濃陶芸展」は陶芸家の細川先生から説明を聞きながら、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部、三彩など造形、色彩など個性にあふれた作品をじっくり鑑賞しました。また、美濃桃山陶について、與語学芸員さんから話を聞き、その後、国や県の重要無形文化財保持者の作品を手に取って観察させていただきました。

「モザイクタイルミュージアム」では、こんもりと積まれた土のような独創的な外観を見て、服部学芸員さんの案内で４階展示室から順に説明していただきました。4階では吹き抜けの「タイルカーテン」やモザイクタイルの壁画に感動するとともに昭和を感じることができました。３階でタイルの製造工程等の説明を受け、企画展「工場賛歌焼成編」でタイル産業の一面に触れることができました。２階では現在のモザイクタイルやインテリアを見て、改めてモザイクタイルのよさを感じました。最後に建物をバクに記念写真をとりました。