岐阜県文化財保護協会 -郷土の文化財を守り、子どもたちに伝えましょう-

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令和6年度 総会・講演会・公演会を行いました

2024年6月12日

 令和6年6月6日(木)午前11時からぎふメディアコスモスみんなのホールにて、岐阜県文化財保護協会 令和6年度総会、講演会と公演会(落語)を開催しました。参加者は128名、一般の方にもたくさん参加していただきました。

 馬渕旻修会長の挨拶のあと、来賓の岐阜県議会 伊藤秀光副議長と岐阜県県民文化局 青木伸泰副局長からご祝辞をいただきました。その後、令和5年度の文化財功労者表彰(4名)を行いました。続いて伊縫正克副会長を議長に選出して議事に入り、令和5年度の事業及び決算、監査報告、令和6年度役員、事業方針・事業内容・事業計画、予算などの議案を審議し、議決されました。

 午後1時から講演会に入り、大垣市文化事業団 文化創造専門員の鈴木隆雄先生から、「東京 本郷旅館街を形成した郷土の人物」と題して、講演いただきました。東京大学近くの本郷地区の旅館創業者の多くが岐阜県出身者であり、県出身の方が営んだ各旅館について詳しく紹介され、同郷人としての助け合いの心が一大旅館街を創り上げた礎になったことや輪中で生きる相互扶助の精神が東京の本郷でも発揮されたことなど興味深い内容でした。

 午後3時からは、落語家の桂蝶の治さんを招いて公演会を行いました。岐阜の方の結婚に関わる落語から始まり、最後は深川踊り。「動物園」の落語では、移動動物園に雇われ、虎のかわりをするため虎の皮を着る熱演や話に引き込まれ、ライオンとの猛獣ショーでライオンも園長だったというオチ、蝶の治さんの落語を堪能しました。