令和6年度 巡視員研修会(高山)を開催しました
2024年5月16日
令和6年度の文化財保護巡視員会議(高山会場)を令和6年5月14日(火)に高山市民文化会館4-4会議室で行いました。天気がよく、会場から雪のかぶった北アルプスの山々がきれいに見えました。高山会場では、岐阜県文化伝承課、飛騨地区の文化財保護担当者、高山市文化財保護審議会長、文化財保護巡視員の皆さんに集まっていただき、27名の参加がありました。
最初に馬渕会長から文化財保護巡視員の委嘱状を代表の方に渡しました。馬渕会長は挨拶の中で、文化財を守ること、それを子ども達に伝えることが巡視員の大きあることあることを話されました。次に、県文化伝承課の川瀬様からご挨拶をいただきました。今年度から、昨年2月に国史跡に指定された姉小路氏城跡、江馬氏城館跡の傘松城跡、国名勝に指定された白水滝が新たに国指定文化財の巡視に加えられました。
藤原巡視委員長の司会で、研究協議を行い、文化財保護巡視員の配置、巡視の主な観点、巡視の方法や巡視報告のあり方、災害への対応について県文化伝承課と協会から説明を行い、意見交流を行いました。愛護標柱や巡視箇所等の質問があり、巡視方法等について確認をしました。最後に中田理事から、巡視員として文化財を守り伝えることを大事にしたいと挨拶があり、今年度、安全第一に巡視活動を行い、文化財を守っていくことを確認しました。