岐阜県文化財保護協会 -郷土の文化財を守り、子どもたちに伝えましょう-

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令和6年度 巡視員研修会(岐阜)を開催しました

2024年5月16日

 令和6年度の文化財保護巡視員会議(岐阜会場)を、令和6年5月9日(木)に岐阜県図書館多目的ホールにて行いました。文化財保護巡視員は、国や県、市町村指定文化財の巡視活動を行い、文化財を守る仕事を行っています。毎年、5月から1月まで県内各地域の指定文化財を巡視していただいています。岐阜会場では、岐阜県文化伝承課、市町村の文化財保護審議会委員、市町村の文化財保護担当者、文化財保護巡視員の皆さんに集まっていただき、86名の参加がありました。

 まず、馬渕会長から巡視員の委嘱状を代表の方にお渡ししました。馬渕会長は挨拶の中で、能登半島地震の被害にふれ、過去の岐阜県で起きた災害を振り返り、文化財を守ることや被害を知らせることが巡視員の大きな役割であり、研修会で巡視員の仕事を再確認していただきたいと話されました。次に、県文化伝承課の鷲見伝統文化係長様から巡視活動の重要性や安全な巡視活動について挨拶がありました。

 藤原巡視委員長の司会で、研究協議が行われ、巡視員の配置、巡視の主な観点、巡視の方法、災害への対応等について、県や協会から説明があり、巡視活動について意見交流を行いました。最後に安全第一に巡視活動を行い、文化財を守っていくことを確認しました。