岐阜県文化財保護協会 -郷土の文化財を守り、子どもたちに伝えましょう-

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令和元年12月14日第4回文化財講演会を開催しました

2020年1月7日

令和元年12月14日()、第四回文化財講演会が岐阜市のグランヴェール岐山カルチャーホールで開催されました。

今回も二部構成で、参加者は約230名。第一部は『筑前琵琶』の田中旭泉氏の演奏でした。田中氏は、福井県で生まれ、祖父様の影響で琵琶を習いはじめ、数々の賞を受賞されました。師範となられてからは京都で活動されてきましたが、縁あって岐阜県で活躍されています。

 第二部は、宮内庁書陵部陵墓課陵墓調査官の徳田誠志氏が「仁徳天皇陵の調査と世界文化遺産登録の意義」と題して講演が行われました。

徳田氏は、岐阜県で生まれ、1990年、宮内庁書陵部陵墓課に入庁され、古墳時代の陵墓の調査・研究に従事されています。特に、関西に点在する大型前方後円墳の調査を主に担当しておられ、仁徳天皇陵などの調査にあたっておられました。

今回の講演は、宮内庁陵墓調査官から見た百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録とその調査及び課題についてお話し頂きました。